...So sorry. This is just a joke.

 バーチャル千社札は1996年日本の浅草うまいもの会ホームページで実施されたのが起源と言われる。インターネットの創草期、ホームページをアクセスする(参拝する)と幸せが訪れるという電子信仰のもと、多くのインターネット市民がホームページを徘徊すること遊びが盛んになっていた。
 こうした人々は、ホームページのサービスを利用するわけではなく、ただ、ホームページにアクセスし、その数を競い合うだけだったため、ネットワークのトラフィックは必要以上に増大し、電子渋滞が世界規模で拡大し、深刻な事態に陥った。これを解消するために、その人の名前を描いた札を奉納することによって、千のホームページを巡回したことにするバーチャル千社札が浅草うまいもの会によって提唱され、「御雷印神社」が建立された。その後、バーチャル千社札を奉納する習わしが普及し、同会はその年のワールドインターネット大賞を受賞した。
(インターネット古語事典/引田熱人著/2013年発行より)


バーチャル千社札に戻る